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風景画23.大日本物産図会 同西瓜畑之図(だいにほんぶっさんずえ どうすいかばたけのず)

最終更新日:平成25(2013)年5月17日(金)印刷

歌川広重(三代) (うたがわひろしげ)
明治10年(1877)/縦18cm×横12cm・折本3冊



大日本物産図会は、諸国の産業・特産物を描いたもので、1国当たり2図を基本に描かれている。現在118図あることが確認されているが、船橋市図書館ではそのうちの90図所有している。折本3冊からなり、近代工業が勃興する前の、江戸時代から続く「諸国の代表的産業」が取り上げられている。
葛飾郡、千葉郡辺の西瓜生産を紹介する図。江戸近郊は、江戸前期から、江戸市民の食卓に上る野菜や果物の産地であったが、時代が下がるほど江戸から離れた地区でもそうした商品作物の栽培が盛んになった。西瓜は、初めは現東京都葛飾区周辺で多く栽培され、やがて下総西部が主産地のひとつとなった。船橋周辺でも、江戸時代後期にかなり栽培していた記録が残されている。