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風景画8.名所江戸百景 堀江ねこざね (めいしょえどひゃっけい ほりえねこざね)

最終更新日:平成25(2013)年5月15日(水)印刷

歌川広重(初代) (うたがわひろしげ)
安政3年(1856)/縦36cm×横25cm



下総最西端の堀江・猫実(浦安市)の海辺の情景。中央の川は境川、右側林の中に見えるのは猫実の神明社(現豊受神社)。砂浜の鳥は大膳(だいぜん)という千鳥の一種。それを千鳥無双網と称する網で捕ろうとしている。堀江・猫実は太日川(後に利根川~江戸川と改称)の三角州に成立した集落で、昭和中期までは漁業を主とし、一部で水田農業等も行うという、デルタに続く地域であった。この周辺の風景が一変するのは、昭和44年の東西線の開通後で、現在では画の面影は全くない。